起業したいが借金(融資)はどうするのか
起業したい時の借金(融資)「自己資金」
起業したい時、借入金額の10分の1超、3分の1超の自己資金があると、借り入れられる可能性が高まります。
なぜかというと、起業のために計画的にお金を貯めてきたという信用がある程度できるからです。
そのため、自己資金は、毎月定期的に通帳に貯金していく必要があります。
起業前に200万円が急に通帳に記帳されていた場合、金融機関さんは自己資金なのか、融資を受けるために一時的に友人などから借りているだけなのかの判断ができません。
なので、自己資金は通帳に定期的にためるようにしてください。
起業したい時の借金(融資) 「借入金額」
日本政策金融公庫さんの支店決済は1000万円までだそうです。
しかし、一般的に起業される方は過去の実績データがないため、500万円程からスタートすることが多い傾向です。
実績を積み、売上の見込みが立つことで、より大きな金額を借り入れることができます。
認定支援機関と取り組むことで、信用保証協会の保証がされ金融機関さんから借入をしやすくなったり、日本政策金融公庫さんの支店決済が2000万円(2020年2月時点)になったりする国の優遇制度もあります。
日本政策金融公庫さんのスタンスとしては、小さく初めて後々に大きくしていくという印象があります。
起業したい時の借金(融資)「自己資金なし」
自己資金0円の場合、基本的に融資は難しいです。
弊社がお手伝いさせて頂いた方で、過去の実績があるので自己資金が0円でも300万円の融資を受けることが出来た方はいらっしゃいます。
しかし、自己資金は貯められるだけためておいた方が良いです。
絶対に無理というわけではないけども、難しいという感じです。
昔から起業したいと思っていたのに、なぜ自己資金を貯めていなかったのか=計画性がない=信用しにくい適菜感じに捉えられると思います。
起業したい時の借金(融資)「失敗」
起業する際、借入することが大きな不安要素になることもあるかと思います。
借金を抱えて会社をつぶしてしまうとどうなるのかとお考えだと思います。
しかし、起業当初は本当にお金が無くなります。
資金繰りに苦しむことがほとんどだと思いますが、その中で、借金をせずに事業をすると精神的にも不安定になると思います。
リスクをとらないことが、逆にリスクを招いている可能性があることを再度考えてみましょう。
失敗したくないけれども、借金をせずに中途半端だと、余計失敗に近づいているかもしれません。
起業したい時の借金(融資)「事業計画」
金融機関さんはきちんと元金と利息を返済してもらえれば、融資はしてくれます。
現実的な計画に加えて、最低の場合の収支計画も立てましょう。
その場合、返済が例えば7年から10年になるけれども返済は可能という資料を作成しましょう。
作成できない場合、専門家と共に取り組むことで融資の可能性は高まります。
起業したい時の借金(融資)「金貸し」
信用力が低い方々に対して、高金利でお金を貸している方々もいます。
毎月の売上の2%を支払わなければならない時もあります。
しかし、お金を借りれないと思っている方々はそこからもお金を借りてしまいます。
そのような方こそ、専門家に一度ご相談してみるべきだと思います。
税理士さんなどにも無理だと言われた方で、日本政策金融公庫さんから1000万円の融資を受けることが出来た方もいます。
一度ご相談してみるとよいでしょう。
起業したい時の借金(融資)「返せない」
返せないような状況になった場合、早めに金融機関さんに申し出ましょう。
リスケジュールなどに対応してもらえるのか交渉しましょう。
経営改善計画という国の制度も利用することができます。
専門家と関わることでそういった情報も手に入れることができます。
起業したい時の借金(融資)「まとめ」
借金(融資)は悪いことではありません。
借りられる分、返済できると信じてもらえた分しか借りることが出来ません。
そのため、借りられるだけ借りて事業を行うのも良いのかもしれません。
勇気をもって起業しましょう。
きっと素晴らしい人生が待っているに違いありません!
共に頑張りましょう。
