融資面談のポイント
一般的な注意点は以下のようなことがあります。
- 事業にマイナスになるようなことは自分から言わないようにする
マイナスなことでもポジティブに、プラスに言い換えて答えるようにしましょう。 - 聞かれていないことを余計に話してしまわない
矛盾が生じると金融機関は不信感をもってしまいます。多くを語らず、聞かれたことに回答し、安心感を与えましょう。もちろん、矛盾が生じない自信があればどんどんアピールしてください。 - 事業計画書と整合性を合わせる
事業計画書の内容と異なる回答をしてしまうと、覚悟や計画書自体の不信感につながってしまいます。 - 話が長くなりすぎないようにする
面談の時間は決まっており、1つのトピックについて長々と話す時間はありません。結論から伝えるようにしましょう。 - 強気で言い返さない
実績がないため、成果がないことに対しては、「本当にうまいこといくのか?」と疑問を常にもって金融機関は質問してきます。イライラすることもあるかもしれませんが、お金を融資してもらうためには辛抱強く丁寧に回答しましょう。 - 身だしなみを整える
ボロボロの恰好よりスーツの方が信頼感があがると思います。創業融資は人間性が評価されるので、冒険はしない方が良いと思います。
融資の面談で想定される質問
- 起業者の経歴について
今後の事業に役に立つことを証明するように伝えましょう。 - 起業の動機や目的について
やる気を伝えましょう。 - 市場動向について
市場環境、機会があるのか脅威があるのか、競合はどうか、拡大していくのかなど分析したことを回答しましょう。 - 売上の予測について
根拠をハッキリさせ説得力の高い説明をしましょう。 - 販売促進方法について
どのような活動をするから売上があがるのか説明しましょう。 - 資金の使い道について
なぜ借り入れる必要があるのか明確にしましょう。ただ単に不安だから借りられる借りるは通用しません。 - 自己資金について
今まで地道に起業するために貯めてきたことをアピールしましょう。見せ金はよくありません。 - うまくいかなくなった時の返済方法について
再就職して返済する
預金が別にあるので、それを返済にあてる
親族から贈与を受けて返済する
など最悪の場合を想定することが大切です。借りたお金はきちんと返す人間であることを金融機関の方に理解してもらいましょう。
